top of page
執筆者の写真Yucony

7/29 JTA特別講座開催報告

更新日:8月7日

2024年7月29日(月)、『Japan Times Alphaを読む会』の特別講座として『世界史から紐解くパレスチナ•ガザ紛争』を開催いたしました。


ゲストスピーカーとしてお招きしたのは、毎年塾生の半数が早慶国公立大学に進学し、塾生の9割がセンター試験9割以上を得点される、池袋の受験世界史専門塾『ゆげ塾』代表のゆげ先生!翻訳コンシェルジュの生徒さんにも先生のファンがたくさんいらっしゃり、今回の企画も生徒さんがゆげ先生と私を引き合わせてくださったことから始まりました。


お申込みいただいたのは15名。うち5名?は後日録画を視聴されるそうです。


先生の指定してくださる資料集や地図を素早く参照しながら、地理、宗教、民族、経済…ありとあらゆる観点から、パレスチナ•ガザの問題について話し合いました。100分があっという間でびっくりしました。


先生へのお支払いはまだですので、「今からでも録画視聴したい!」という方がいらっしゃいましたらお知らせください。リアルタイムでの参加が楽しいのは間違いないですが、録画でも充分に楽しめます。私は昨日深夜に帰宅してから3回くらい観ました(笑)


講座終了後、皆さんが帰られたあとも先生と私は池袋のお教室でたくさんお話しました。


第二弾は9月末を予定しておりますが、そのほかにも先生が翻訳コンシェルジュアカデミックサロンのレッスンに生徒として参加されることもありそうです!?


ゆげ先生のファンの方はもちろん、今までご存知なかった方も、お楽しみに!


参加された方のコメント


昨日の講座、とても勉強になり面白かったです。受講者の方々からの多様な質問に対するゆげ先生の回答や考えは、客観的・多面的・現実的で納得できるものばかりでした。パレスチナ問題には、単にパレスチナ人(アラブ人)とユダヤ人との間にある土地をめぐる争いということだけでなく、宗教以外の要素(政治や経済、資源の問題など)も複雑に絡み合っていることが分かり、以前にも増して絶望的な気持ちになりました。解決の糸口はあるのでしょうか。あと、ユダヤ人の信仰心や、それが与える人格形成や行動への影響力は凄まじいなと思いました。ユダヤ人の結束の固さは分かりましたが、色々な国々に散らばっているアラブ人、そしてイスラム教の人たちはパレスチナ問題に関してどう考えているのか。散々掻き回したイギリスは責任をとり、もっと和平に向けて働きかけるべきではないのか?などまだ質問やモヤモヤしていることがあります。また機会があれば是非ゆげ先生にお聞きしたいです。(自分でももっと勉強しなければ、と強く思いました。ゆげ先生の膨大な世界史の知識や深い洞察力によるお話は、現在世界で起こっている様々な問題(それは複雑で見えない部分がたくさんある) の解像度を上げ、自分でも深く考えてみるきっかけをくださいました。受験生だけでなく、幅広い一般の人たちにもこのような講座を開いていただくことに大きな意義があると感じます。Yucony 先生のレッスンでも、ぜひ定期的に続けていただきたいです。

「日本が仲介すればいいのでは」という意見が出ましたが、2019年、安倍さんがイランの最高指導者ハメネイ氏と会談した同日に日本籍のタンカーが攻撃され、失敗しているので、それはどうかなぁと思いました。今回の講演会で一番良かったことは、皆さんが中東問題に関心を以前より強く持たれたことかと思います。私も働いてる時はそれどころではなかったので、偉そうなことは言えないですが。聖書を読んでみようと思ったのも、その一環です。ただ、どこから情報を得るかが難しいですね。最後の方で参加者の男性がおっしゃった樋口季一郎中将のことはぜひ、皆さん知っていただきたい。飯山陽(東京15区補選に立候補した)さんの著書も読んでいただきたいなと思いました。

高校で教員をしています。この10年で日本の反戦への意識は大きく変化したと感じています。以前の修学旅行は、広島、長崎、沖縄のどこかで被爆された方のお話をうかがい、資料館を見て涙を流し、沖縄では壕に入って暗闇の恐怖を体験する、が定番でした。事前には戦争に関する映画を見たりがっつり予習させていましたが、今は被爆者体験をうかがうのは難しくなり、沖縄では半数の学校が壕に行かないプランになっているそうです。資料館を見ても涙を流している生徒は少数で、平和が当たり前になり、戦争を自分ごととして考えられなくなっていると危機感を感じています。そこでこの講座に出て、パレスチナの歴史からの今を知り、未来を考えたいと思いました。出席されたみなさんの知識量に私はまだまだ勉強不足を感じるばかりでしたが、その複雑で解決は難しいと思われる中に、解決の道を探すのは、やはり知ること、若い人に伝えつぐこと、そしてみんなで考えること、それしかないと実感しました。ゆげ先生の深い洞察とどんな質問にも向き合ってくださる柔軟性を尊敬いたします。そしてアレンジしてくださった由起子先生の常に前向きなパワーに今回もエネルギーをもらいました。私自身まだまだ勉強、そして考え、伝え続けたいと思います。ありがとうございました。

イスラエル、パレスチナをめぐる問題の背景にある宗教について、またアメリカの動きについて、全く知らなかったことに触れることが出来てとても面白い内容でした。また、ゆげ塾の生徒の皆さんの知識の豊かさにも刺激をもらいました。ただ、最初から対話形式で進んだので時々内容についていけないときがありました。一番最初に前提知識やそもそも今起きていることの説明や講義があってから質問に入って行っていただけたら、前提知識がほとんどないわたくしにとっては嬉しかったです。ただこれは私の勉強不足によるものなので、分からなかったところは調べます。都度資料集を提示してくださったのはわかりやすかったです。資料集欲しくなりました。世界のこと、歴史のことをこれからももっと知りたいな、と更に思えました。ありがとうございました。


閲覧数:55回0件のコメント

Comments


bottom of page