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執筆者の写真Yucony

「結局、良い発音ってなあに?」座談会開催報告

更新日:1月26日

2024年1月13日、神戸学院大学教授の東先生、英語発音指導士®︎の同期(2期生!)でシンガーのCHAKAさん、皆さんの英語学習仲間でもあり私の歌の先生でもあり、ハモネプリーグ審査員としても活躍中の吉田紀子先生、そして私の4名で、「結局、良い発音って何なのか!?」ということについて座談会を開催いたしました。


アーカイブもありますので、ご興味のある方はショップでご購入ください(2200円)。


5回くらい録画を見て、さらに一晩考えて、今改めて思うことは、まずは日本語と英語の発音の共通点と相違点を洗い出すことが重要なのではないかということです。


そうすることで「英語と日本語の発音は全然違うらしい」「子供のときからフォニックスをやらないと英語の発音は一生できないらしい」(私はやっていません)、「留学しないと英語の発音は上手くならないらしい」というような漠然とした不安に飲み込まれたり、高額の商品やサービスを購入させられたりすることなく、自分がやるべきことが明確にわかるのではないかということです。


全てにおいて共通点と相違点を見つけることは、欧米では子供のときから行う思考の訓練です。これをやることで、スピーキング力やライティング力の向上も期待できるかもしれません。


ここからは私自身のまとめになりますのでぜひ皆様にもやってみていただきたいのですが、


日本語と英語の発音の共通点

⚫︎日本語も英語も話すためには息が必要

⚫︎相手に伝わるためには聞き取りやすい声で話すことが不可欠

⚫︎正しい姿勢や発声がそもそも話すためには必要


日本語と英語の発音の相違点


⚫︎どちらか片方にしかない音がある(同じ「ア」に聞こえても英語ではAとは限らない)

⚫︎英語は1拍1文字ではない(「ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な…」VS Eeny, Meeny, Miny, Moe...)

⚫︎英語は単語と単語を繋げて話すのが基本(より深く息を吸う必要がある)

⚫︎日本語では女性は声が高い方が好印象だが英語圏では逆


というように洗い出してみると、冷静に向き合えるのではないかと思いました。お子様と一緒に考えるのも良いかもしれません。


これらの違いをまずはしっかりと押さえること、共通点においてはそもそも日本語でもそれが出来ているか自分に問うこと、必要に応じて改善をはかること、相違点においてはネイティブ(もしくはネイティブ公認の日本人発音講師)の発音をよく聴いてひたすら練習すること、自分の声も録音して何度も聴いて比べること、定期時に客観的なフィードバックをもらうことで、かなり上達出来るのではないかと思いました。


機会があれば続編もまた開催したいなと思います。


ご参加いただいた皆様、録画を視聴いただいた皆様、ありがとうございました。






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